電子書籍版の医学書を購入できるストアまとめ
2022年7月8日
電子書籍版の医学書を購入できるストアまとめ
紙媒体の書籍の需要は、年々減少傾向にあります。
これとは反対に、年々需要が増えているのが電子書籍です。
街の本屋さんが減っていることからも、紙媒体の書籍が読まれなくなっていることがわかります。
電子書籍版の、医学書を購入できるストアについて解説しましょう。
■電子書籍とは
そもそも、電子書籍とは何でしょうか。
電子書籍とは、従来の紙媒体の書籍を電子データ化した書籍です。
専用のツールを使って、パソコンやスマホ、タブレットなどで読みます。
電子書籍は、ネット上にある電子書籍ストアで購入します。
紙媒体の書籍と違って、わざわざ書店に行く必要もなく、ネットからダウンロードして購入することができます。
電子書籍には数多くのメリットがありますが、デメリットもあるので次にご紹介しましょう。
■電子書籍のメリット
電子書籍には、様々なメリットがあります。
まず、紙媒体の書籍のようにかさばりません。
紙の書籍は、数10冊もあるとかなり場所を取りますが、
電子書籍は何冊あってもすべて、パソコンやスマホ、タブレットの中に電子化して格納されているので、場所を取ることはありません。
そのため、従来の書籍のように、必要な冊数だけカバンに入れて、重いのを我慢して持ち運ぶ必要はないのでとても便利です。
また、何かを検索する場合に、電子書籍なら「串刺し検索」が可能です。
串刺し検索とは、パソコンなどにダウンロードした、複数の書籍にまたがって検索できる機能です。紙の書籍を複数使って検索する場合は、机の上に辞書や百科事典などを何冊も並べて、それぞれ索引を見て知りたい事項を探さなければなりません。
これでは、少し複雑なことを調べようとするだけでも、多くの書籍と場所が必要になり、しかも検索にも時間がかかります。
特に、何度も検索を繰り返す場合は、串刺し検索ができる電子書籍は非常に便利です。
■電子書籍のデメリット
まず、紙の本のようになじめないのが、電子書籍のデメリットでしょう。
ページをパラパラめくるのも、本を読む楽しみの1つですが、電子書籍ではこれができません。
紙の書籍なら、意味もなくページをめくるうちに、これまで知らなかった情報を得ることもありますが、電子書籍にはこれがないのです。また、パソコンやスマホ、タブレットなどで、長時間読んでいると目が疲れます。
紙の書籍を読んでも目が疲れますが、パソコンなどの青い光は、紙の書籍とは違う疲れが目に残ります。
そのため、長時間電子書籍を読むと、睡眠を妨げるなどの弊害があることが指摘されています。
また、電子書籍は紙の書籍と違って、不要になっても古本として売ることができません。
さらに、紙の書籍のように、人に貸したり借りたりできないのも、デメリットと言えるでしょう。
■医学書の電子版が購入できる電子書籍ストア
電子版の医学書が購入できる、電子書籍ストアをご紹介します。
*M2Plus
かなり有名な電子書籍ストアです。
電子版の医学書が購入できるので、医学生や医療従事者に多く利用されています。
M2Plusのサイトから、医学書専門の、電子書籍ストアの書籍も購入できるので非常に便利です。
M2Plusには、上記で紹介した串刺し機能があるので、素早く検索できます。
また、目次を開いて読みたい場所をタップするだけで、そのページにジャンプする便利な機能もあります。
無料立ち読みも可能で、ポイントを利用すれば、医学書が安く購入できるなど、いろんな特典があります。
*医書.jp
M2Plusと並んで、数多くの電子版医学書が購入できる電子書籍ストアです。
さまざまな便利な機能も、M2Plusと同様に揃っているので、使いやすさも問題ないでしょう。
医学書のラインナップもM2Plusと同様ですが、
中には医書.jpにしかない書籍もあるので、医書.jpとM2Plusを併用している人も多いようです。
もちろん、串刺し検索機能もあるので、検索時に威力を発揮します。
M2Plusは羊土社などを中心にした研修医向けの医学書が多いのに対して、医書.jpは専門分野に特化した医学書が多いのが特徴です。
*Amazon & Kindle
Amazonには、洋書の医学書の電子版が数多くあります。
海外の医学書の中には、日本語版がないものも多く、海外から書籍を購入しなければなりません。
そんなときに活用できるのがAmazonです。
また、医学分野の各診療科の、バイブルと呼ばれる名著の多くはKindle版で読むことができます。
たとえば、内科といえばHarrison、小児科といえばNelson、麻酔科といえばMillerが有名です。
これらの専門書も、以前は紙の書籍だけでしたが、紙だとどうしても分厚く持ち運ぶだけでも大変でした。
しかし、Amazonの電子版なら、重くもなく簡単に扱えるのでとても便利です。
スマホやタブレットに、Amazonの電子版医学書をダウンロードすれば、何十冊持ち歩いても重くないので、使いやすいことこの上なしでしょう。
■不要になった紙の書籍はどうする?
医学書の多くが、紙媒体から電子書籍に変わって、便利に使えるようになりました。
しかし、医大生や医療従事者の手元には、紙媒体の医学書も数多く残っているのではないでしょうか。
医学書が電子書籍化されてまだ間がないので、それ以前は紙の医学書で勉強していたのですから、紙の医学書が数多くあるのも当然です。医学書のような、専門性が高い書籍は古本市場でも需要があり、常に高値で取引されています。
不要になった紙の医学書はフリマアプリやネットオークションに出品してもいいのですが、医学書専門の買取店に出すと、高値で買い取ってもらえます。
■不要になった医学書はラボラトリーブックスへ
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■まとめ
医学書の電子書籍の需要は年々高まっています。
それは、医学書の電子書籍には、いろんなメリットがあるからです。
電子書籍はパソコンやスマホ、タブレットがあれば、
どこでも閲覧可能で、しかもいくらダウンロードしても、かさばることはありません。そのため、何十冊もの医学書を、スマホやタブレットに入れて持ち運ぶことも可能です。しかし、紙でできた医学書では、こうはいきません。
また、ダウンロードしたすべての医学書に対して、「串刺し検索」という一斉検索がかけられるのも、
電子書籍の大きなメリットです。電子書籍の医学書は、電子書籍ストアで購入することができます。